呪いの風船


花火が終わって皆が帰り始めた時、心配しそうだから言いたくなかったけど、いつかばれるだろうと思い、舞が怪我した事を話した。


風船を拾ってからたった日にちの事も…。



「そうなんだ…まぁ無事なら良かったよ…!もう誰にも死んでほしくないし…。」



「そうだね…私もちょっと気をつけるよ!」


「もう風船の事は今日で忘れようと思う…。気にしててもいいことないし…」



私はその考えを聞いて安心した。




――――・・・


「じゃあ送ってくれてありがとう!」


「じゃあ…おやすみ!」
私は悠に家まで送ってもらってそこで別れた。



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