姫様の秘め事
いつもみたいに繁華街で女の子を襲おうとしているヤツらや,薬をやってるヤツ,あと,力ツアゲしようとしてるヤツを片っ端から殴っていた。
そんなときだった。
「なぁ,お前ら…。」
「誰!?あたしたちに何の用だ!!」
「そんなに警戒すんなって,俺は麗蝶総長の
阪神 李季。お前らを勧誘しに来た。」
勧誘…!?
No1暴走族の麗蝶に!?
へぇ……。
「「「面白そう…。」」」
あ…,全員同じこと考えたたみたいだな…。
「いいよ…面白そうだ。」
「よしっ,決まりだな…。ついてこいっ!!」
あたしたちがついていくとそこには大きな倉庫があった。
「お前らぁあ!!新しい仲間だ歓迎会するぞぉお!!」
この日から,あたしの毎日が変わった。
透明だったモノに,色がついたような…。
この日から2年後,李季は引退し,あたしが総長になった。

< 18 / 103 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop