金髪王子2

「あっ、そうだ!
今年も同じクラスになれたお祝いにさ、今日の帰り、3人でケーキバイキング行こうよ!
いいよね? 綾音も栞も」


「うん」


栞がうなずくと、菊地もしぶしぶ了承したようだ。



3人でケーキバイキング、ね……。


そのとき、本鈴が鳴り、担任が教室に入ってきた。


クラスメートたちががやがやと席に戻るのに合わせて、俺もイスに座りなおす。




さぁ、新学期の始まりだ。




< 157 / 519 >

この作品をシェア

pagetop