金髪王子2

エロ家庭教師と進路



【大輔side】



マナーモードにしていたケータイが、ブルルルと震え、ライトがメール着信を知らせている。


「わりぃ、ちょっと確認させて」


センセーにひと言断って、シャーペンを置き、机の隅に置いてあったケータイを開いた。


栞からだ!


さくっと返信してケータイを閉じ、再び英語の問題集に向き直る。


すると。


「……フフン、栞からか?」


からかいの色をにじませた声で、センセーが聞いてきた。

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