ラスト一日の恋
ラスト一日の恋
私は海の見える丘に来ていた。
夕陽が見えて、海が見える。
普通の人が見たら幸せだ。
でも…。
今の私は幸せを感じれない。
「真保…。」
私は愛しい声のする方を見た。
「直己先輩…。」
「直己でいい。」
そこには直己がいつもの明るい笑顔で立っていた。
そして……
ギュッ。
私は抱きしめられた。
「真保…。嬉しかった。俺も…世界で一番愛してる。
直己って呼んでくれてありがとう。
真保…愛してる。」
そう言って直己は私にキスをした。