部活探偵のツンデレ事件簿-タイム・トリッパー殺人事件-
「何故、皆さんが 『容疑者』 であるかは、残念ながら、詳しい事を申し上げる訳にはいきませんが、これから、皆さんの指紋を採取させて頂きます。不本意かとは思いますが、なにとぞ、御協力下さいます様に、お願い致します」

校長はそう言って、皆に向かって深々と一礼した。

体育館の出口には警察関係者が控えており、体育館に集まった生徒達全員の指紋を採取した。そして、その日は何事も無く解散となった。
< 17 / 121 >

この作品をシェア

pagetop