初恋~小さな男の子~
「ふぇっ!?い、いないよぉ。」

「みんな不思議に思ってるぞ?」

「も~っ、いないってばぁ~!!」

そんな話をしていたらいつの間にか学校についた。

ピルルルッ

あ、ケータイ、メールかな?そう思いながらケータイをだそうとすると
つい落としてしまった。拾うとしたそのとき・・・

「・・・ん。」

「・・・へ?」

ついマヌケな声を出してしまった。

「ケータイ、落としたろ。」

「あ、ありがとぉ。」

ん?この男子、私より背低くない?

でも顔はかっこいい。さかだった黒い髪の毛、目の色は緑色。

「・・・じゃな。」

そう言って男子は行ってしまった。

「誰?今の男子。」

梓ちゃんからそう聞かれた。

「・・・さぁ・・・」

そう答えるしかできなかった。
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