初恋~小さな男の子~
~ホームルーム~
「今日は転入生がいる。 入れ。」
先生がそう言うと、ドアが開いて転入生が入ってきた。
「竜貴 那音・・・よろしく。」
あ!!今朝ケータイ拾ってくれた人!!
「っていうかぁ、背小っちゃくね??」
「アハハッ!!それウチも思ったぁ!」
クラスの女子がゲラゲラ笑う。その女子から目を離して竜貴くんを見ると
目が合った。そして密かに笑った気がした。
「おい!女子ども、笑うんじゃねぇよ!那音はケンカじゃ強ぇんだぜ!」
知り合い?
竜貴くんをかばったのは桜川 龍斗くん。クラスでは背が高い方。
「まぁまぁ、とりあえず席につけ。1時限目は数学だからな。
ちゃんと用意しとけよ。」
そう言うと、先生は教室を出て行った。
「・・・なぁ。」
「はいっ!?」
竜貴くんが話かけてくれた。
「名前は?」
「風川 風香です。」
「じゃあ風川、その・・・ありがとな、笑わないでくれて。」
「あぁ、私も笑える立場じゃないから。」
「そっか。」
そう言って笑った顔がすっごくかっこよかった。
「これからよろしくな、風川。」
「よろしく、竜貴くん。」
どうしよ・・・私・・・恋しちゃったかもしれない。
人生で初めての恋、初恋です。
「今日は転入生がいる。 入れ。」
先生がそう言うと、ドアが開いて転入生が入ってきた。
「竜貴 那音・・・よろしく。」
あ!!今朝ケータイ拾ってくれた人!!
「っていうかぁ、背小っちゃくね??」
「アハハッ!!それウチも思ったぁ!」
クラスの女子がゲラゲラ笑う。その女子から目を離して竜貴くんを見ると
目が合った。そして密かに笑った気がした。
「おい!女子ども、笑うんじゃねぇよ!那音はケンカじゃ強ぇんだぜ!」
知り合い?
竜貴くんをかばったのは桜川 龍斗くん。クラスでは背が高い方。
「まぁまぁ、とりあえず席につけ。1時限目は数学だからな。
ちゃんと用意しとけよ。」
そう言うと、先生は教室を出て行った。
「・・・なぁ。」
「はいっ!?」
竜貴くんが話かけてくれた。
「名前は?」
「風川 風香です。」
「じゃあ風川、その・・・ありがとな、笑わないでくれて。」
「あぁ、私も笑える立場じゃないから。」
「そっか。」
そう言って笑った顔がすっごくかっこよかった。
「これからよろしくな、風川。」
「よろしく、竜貴くん。」
どうしよ・・・私・・・恋しちゃったかもしれない。
人生で初めての恋、初恋です。