幸せはすぐ傍に①


そんな人たちも、蓮の存在に気付くと自分たちの手をとめた。


…とゆうよりは、私の存在…もしくは繋がれた手を見て止めた。の方が正しいかもしれない。


明らかに視線が私に向けられてるし…。


驚きを隠せないのか、電話をしていた人の手から携帯が落ちた。


「マジ…??」


「うっそ…」


相当驚かれているけど、この状況をいまいち把握できずにいる私。


そんなに珍しいのか??れんのほうをチラッと横目で見ると何とも涼しそうな顔をしていた。


「あの蓮が…」


……。…どの蓮??




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