憂鬱日記



なんと。
ABCから授業が始まって
あっとゆうまに1時間。

塾が終わる時間になっていた。

外に出たとたんに

「七海。」

かけられる声。

ぐりん、と首を後ろにむけてみれば
そこにいたのは山田と松田だった。

「え。何?」

山田はまだしも
松田は一度も話した事がなかった。

「お前ってさ。
嵐好きだったよな?」

「え。なんで知ってるの。」

「いや。有名だったから。」

どんだけだよ。
と思ったのは言うまでもない。

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