俺様彼氏との恋愛法則


と、その時だった。



「あ~!シュウくんたちだ~」



どこからともなく、女の子たちの声が聞こえて、思わず窓を覗き込む。


「シュウくんたち、カッコイイよね~」



ちょうどシュウちゃんたちが、校門を出るところだった。



楽しそう…。


私といても、あんなにケラケラ笑わないのに。



だいたい、私という彼女がいても、シュウちゃんたちは、キャーキャー騒がれる。



「はぁ~。ますます、自信なくしそう…」




< 7 / 216 >

この作品をシェア

pagetop