☆Our Music☆
カランカラン……
ライブハウスに入るとすぐに…
「お、舞美じゃねぇか」
「あ、マスター!!
また今日も来ちゃいました。」
「相変わらず好きだねぇ…
で、今日は何飲んで話す??」
「そうだなぁ…
じゃ、今日はマスターに任せよっかな??」
「マジかよ〜、おじさんのセレクトは
自他共に認めて最悪だけどそれでいいの??」
「え、そーなの!?
あ、じゃあ……
アイスティーにしよっかな」
「アイスティーね、オッケー!!
ちょっと待ってろ」
マスターはいつもこんな感じで
気さくに話しかけてくれるんだ。
だから私みたいにマスター目当てで
ここに来る人もいるらしい。
「ほい、お待ちどおさま」
「ありがとう」
それから私達はいつも通り、他愛もない話をして盛り上がっていた。