青い海
「・・・ついたよ?」
「うにゃ~・・・にゃ♪」
「にゃ!?」
後ろ向きに歩いていたので、ベッドは背の方向にあった。で、押し倒された。思わず『にゃ!?』と言ってしまった・・・。
「璃音~」
「な、何?」
「やろ?」
「は!?何を!?」
ってまぁ、だいたい予想はついてるんですけどね。
「いや?」
「いや・・・いや・・・・」
「それは『嫌』?それとも『別に』って方?」
「両方・・・・・」
苦し紛れに言ったのは、肯定でもあるし否定でもある言葉だった。
っておいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおいおい!!
その間にも、紗琥はボタンを外していってる。
・・・男の制服だからなおさら脱がせやすいってか~!?つーか制服じゃん!!
「制服皺だらけになる!!」
「だから脱がせていってる」
「~~~~ッ!!」

そういう問題じゃ、ない!!!!!
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