恋桜
恋節
四月二十四日、私たちは今日中学二年生に進級した。
クラスも変わり、新しい友達もできる。もちろんその中には三年間一緒の人もいれば、嫌いな人もいる。でもその中には自分が好きな人だっている。だけど私の好きな人は隣のクラス。
「奈月!」
そんな時、廊下から聞き覚えのある声がした。振り向いて見ると私の事を呼んでいたのは、三組の高木華織だった。華織とは去年の秋まで同じ部活だった。私は理由があって前の部活を辞め、今年から新しい部活ができたので、その部活に入部した。
「華織、どうかしたの?」
「もぉ、おおありだよ!話聞いてくれる?」
「うん。聞くからとりあえず、ベンチに座らない?」
華織はうなずき、ベンチに座った。
「で、どうしたの?」
「聞いてよ!今日さぁー、凛めっちゃ機嫌悪いんだよ!うちが『どうかしたの?』って聞いたら、『別に』って怒って言ったんだよ!こっちは心配して言ったのにひどくない!!」
「うーん。それは絶対なんかあったね。ちょっと調べてみるか。」
「ねぇ、調べるってどうやって?」
「それはヒ・ミ・ツ♪」
「えぇ~。」
「昼休みまでには教えるから!」
「うん。じゃ、よろしくね!」
「まかせとけ!!」
クラスも変わり、新しい友達もできる。もちろんその中には三年間一緒の人もいれば、嫌いな人もいる。でもその中には自分が好きな人だっている。だけど私の好きな人は隣のクラス。
「奈月!」
そんな時、廊下から聞き覚えのある声がした。振り向いて見ると私の事を呼んでいたのは、三組の高木華織だった。華織とは去年の秋まで同じ部活だった。私は理由があって前の部活を辞め、今年から新しい部活ができたので、その部活に入部した。
「華織、どうかしたの?」
「もぉ、おおありだよ!話聞いてくれる?」
「うん。聞くからとりあえず、ベンチに座らない?」
華織はうなずき、ベンチに座った。
「で、どうしたの?」
「聞いてよ!今日さぁー、凛めっちゃ機嫌悪いんだよ!うちが『どうかしたの?』って聞いたら、『別に』って怒って言ったんだよ!こっちは心配して言ったのにひどくない!!」
「うーん。それは絶対なんかあったね。ちょっと調べてみるか。」
「ねぇ、調べるってどうやって?」
「それはヒ・ミ・ツ♪」
「えぇ~。」
「昼休みまでには教えるから!」
「うん。じゃ、よろしくね!」
「まかせとけ!!」