恋する一歩手前



「あーあ‥」

そんな溜め息が漏れる
この口をどうにかしたいものだ。


何もかもが “ ツマラナイ ”


こんなぐーたらしている私が
此処に居て良いのかすらわからない。


高校一年生の割りには
大人びていて無関心にみえる らしい


確かに、ガヤガヤと五月蝿い教室を見渡せば
私と同じような高校生は居ないと
自分でもわかっている。





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