恋する一歩手前
「でねー?
この事は由良知らないからっ!
サプライズということで
織に言って協力して貰ってるの!」
と頬を染めていう悠莉。
由良のことを相談するとしても
織と話せただけでも嬉しかったのだろう。
とても、彼女はきらきらと輝いて可愛い。
「‥‥‥『恋してるって感じ』‥」
「へっぇ!?」
吃驚して変な受け答えだ。
「っふふ」
思わず私は笑ってしまった。
「も、もうー
綾乃!急に変なこと言わないでよー」
『ま、恋はしてるけどさ‥』と付け加え
顔をポッと紅潮する悠莉。