ただ、キミの隣にいたくて…
隼人。



――――――

―――――



「え?昨日佐倉、ゆりんちとまったの?」



「そうだよ」



愛は佐倉君が泊まっていったことにびっくりしている様子。


「なんもされなかった?」


「うん。」


「ならよかった。佐倉もやるなあ…。もしかして、ゆりのこと…。」


「え?なに?」





「いや、なんでもない。あたしそろそろ大学いかなきゃいけないから。じゃ!」




といって、無理やり切られた。


もう、愛ったら。


大学行く用があるなら早く言ってくれればよかったのに…。



あたしだって暇だからしただけだし…。




愛に悪いことしちゃったかな。




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