ただ、キミの隣にいたくて…
――――――
――――
「今日は本当ありがとう。じゃあ、あたしここなんで。」
「あ、待って。ケイ番交換しよ?」
「あ、うん。」
あわてて携帯を差し出すとなれた手つきで赤外線の操作を行っていた。
「よし、ありがとう。帰ったらメールするから、ちゃんと返事してね!」
「うん、わかった!じゃあね!」
佐倉君の姿が見えなくなるまでマンションの前で見送った。
そろそろおうちに入ろう。
あたしの部屋は705号室。
1LDKの部屋で割かし広くてあたしが住み始めた年にできたマンション。
新築のマンションってこと。
両親が、心配だからってセキュリティーもしっかりしているこのマンションを買ってくれた。
まあ、結構過保護なんだよね。
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「今日は本当ありがとう。じゃあ、あたしここなんで。」
「あ、待って。ケイ番交換しよ?」
「あ、うん。」
あわてて携帯を差し出すとなれた手つきで赤外線の操作を行っていた。
「よし、ありがとう。帰ったらメールするから、ちゃんと返事してね!」
「うん、わかった!じゃあね!」
佐倉君の姿が見えなくなるまでマンションの前で見送った。
そろそろおうちに入ろう。
あたしの部屋は705号室。
1LDKの部屋で割かし広くてあたしが住み始めた年にできたマンション。
新築のマンションってこと。
両親が、心配だからってセキュリティーもしっかりしているこのマンションを買ってくれた。
まあ、結構過保護なんだよね。