好きなのに……





「あはは」


今日も聞こえる笑い声。もう一週間ぐらいこうだ。



「今日も一緒に帰ってるね……」


「うん」


紗知と柚梨はずっと一緒にいる親友だ。


柚梨も紗知が大地のことを好きなのは知っている。


なのに、なんであんなことを。


「私たちのこと忘れちゃったのかな?」


「紗知……」



次の日、アタシは衝撃的なことを聞くことになった。




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