君とこの空の下で。
高台の小さい丘。

暇な時はずっとここで空を見る。

「…綺麗…」

寝転んで空を見る。
日差しがあまりにも暖かくて
あたしは浅い眠りについた。



「…大…丈夫?」

「…ん?」

「ぎゃ!」

そこにはあたしと同い年くらいの男の子が居た。

「死んでるかと思った。」

「死なないですよ。」

できれば死にたいけど…

「よくここ来ますよね?」

「なんで知ってるんすか…」

「見てたから。」

「え…」
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