♂Forcible a Prince & Innocent a Princess♀


2人で探していると、屋上から声が聞こえてきた。


俺たちは屋上だと思い、足をはやめた。


バタバタ バンッ


屋上の扉を開くと予想通り、岡乃と帆那美の姿があった。


「志津華。」


陸斗がそう声をかけると、岡乃はこっちをむいた。


「こんなとこまで来ていったいなんなの?」


そういった岡乃の声は泣きそうなくらいに震えていた。


< 113 / 254 >

この作品をシェア

pagetop