♂Forcible a Prince & Innocent a Princess♀
2人で探していると、屋上から声が聞こえてきた。
俺たちは屋上だと思い、足をはやめた。
バタバタ バンッ
屋上の扉を開くと予想通り、岡乃と帆那美の姿があった。
「志津華。」
陸斗がそう声をかけると、岡乃はこっちをむいた。
「こんなとこまで来ていったいなんなの?」
そういった岡乃の声は泣きそうなくらいに震えていた。