♂Forcible a Prince & Innocent a Princess♀


「で、この席変わってもらえないかな??」


そういったら帆那美に近づいて何かを囁いたようだった。


その瞬間帆那美の顔が一瞬だけど歪んだ気がした。


「雫。波月さんが困ってるからやめましょう。」


俺は今にでも雫をつぶしたい気持ちをおさえ、冷静を装い話し掛けた。


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