♂Forcible a Prince & Innocent a Princess♀
「あのな前にも言っただろう。」
「じゃぁ.....」
そう呟くと雫は俺に近づいてきてこう呟いた。
「じゃぁ1回だけ抱き締めて。そうしたらもうこういうふうに言いよったり、帆那美ちゃんに手を出したりしないから。」
俺は驚いた。こいつがこんなことを言うなんて。
「それでホントにやらないんだな。」
「えぇ。諒がこれをのんでくれたらね。」
その言葉を俺は信じてしまった。
なんで俺は"疑う"ということをしなかったのだろう...
こいつの性格を一番よく知っていたはずなのに.....