♂Forcible a Prince & Innocent a Princess♀


「そのまま陸斗の家を飛び出しちゃったんだよね私.....。その後にね、陸斗が何度か家に来てくれたんだけど、なんて言われるか怖くて.....。それでズルズルと......」


志津華にこんな過去があったなんて.....


「志津華.....」


あたしが話し掛けようとした瞬間、


バタバタ バンッ


と屋上の扉が開いた。


そして、そこにいたのは.....


息をきらしてる絃田くんと春瀬くんだった。


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