♂Forcible a Prince & Innocent a Princess♀


「昔から好きだった?私に嫌われてるかもしれない?ぜんぜん私の気持ち分かってないじゃない。私は......私だって昔から陸斗のこと大好きだったんだから。陸斗と会わなかったのは振られるのが恐かったから.....だから会えなかった。私、好きだよ。陸斗のこと。」


と志津華が微笑んだ瞬間、絃田くんは志津華を抱き締めた。

そして志津華の耳元で、


「志津華。愛してる。」


と。


あたしにいわれてる訳じゃないのに思わず顔が赤くなった。


あたしは志津華はもう大丈夫だと思い、邪魔にならないように屋上をでた。


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