100回目の告白
ほんとうのキモチ
あのあと、あたしは徹夜でスケジュールをこなした。
全てを完璧にしたあと、二時間睡眠を取り、シャワーを浴びて着替えた。
「お嬢様、今日はドレスになされるのですか?」
「…そうよ。なるべく、シンプルで動きやすいものを」
「かしこまりました」
あたしがバスローブを来て部屋へいくと、純白な真っ白のドレスがあった。
「……見事ね」
「新作ですよ。動きやすくシンプルです」
ドレスは肩を出すタイプのもので、所々にビーズがあしらってある。
横には大きなスリップがあり、セクシーだ。
生地は軽く、動きやすそうだった。
早速袖を通し、俊輔がヘアメイクをする。
髪はアップにし、前髪は流す。
メイクはゴールドを中心をした、全体的にナチュラルなメイクだった。
「お嬢様、靴です」
俊輔はあたしをベッドに座らせ、自分は膝まずくと、靴をはかせてくれた。
ヒールもそこまで高くはない。
リボンで結ぶタイプのもので脱げる心配はなかった。