100回目の告白




「えへへ…なくしちゃいけないと思って、ポケットにしまったんだった」
「…………ポケットのほうが危ないと思うんだけど」




あたしは頬杖をついて、半ば呆れたように言う。




「そんなこといっていいのかなあ~じゃんっ♪」




マキが見せてくれたのは、メモ用紙。
メモには、

”10時 ○○にて“

とだけ書いてあった。


次に取り出したのは、パンフレット。






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