100回目の告白



すると、リーダーは真顔になって言った。


「いいか、ハヤミ。お前が一番仲良くしていたがあれは相手の信頼を得るためだ。お前が一番うまいしな、そういうのは…」



リーダーが言うと、ハヤミは無言のまま、スーツからタバコを取り出すと火をつけた。
今度は誰も言わなかった。



「いいか、ハヤミ。お前はバイトなんだ。バイトなんかで命を落とすな。それにー…裏切る覚悟は、出来ているんだろうな?」



ハヤミは無言のまま、まだだいぶ残っているタバコを足で踏み潰した。


「……わかってます」
「よし。ならば、いい」



リーダーが立つと同時に部屋の扉が開いた。


「みなさんおまたせー♪」
「凛ちゃんマキちゃん、おそいよ」
「すみません」


リーダーたちは中に入ると、作戦を確認しはじめた…





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