100回目の告白
「…んじゃいこっかな」
「いってこい~」
あたしは着替えを持って温泉に向かう。
温泉は露天風呂だった。
「…うっわ…」
体をタオルで隠しながら、あたしはゆっくり流し湯をして、温泉につかった。
そういえばあたし、今日玲のこと考えてない。
すごく楽しかったから。
俊輔のおかげなのかな。
ていうか、ココに何しにきたんだろ?
あたしはゆっくり体を洗い、お湯につかって温泉を出た。
「あっ、凜~おかえり~」
俊輔はいじっていた携帯をしまって、あたしの荷物を持つ。
あたしが部屋に入ると、不思議そうな顔で俊輔が近付いてきた。
「…ん……」
くんくんとにおいをかいで
「凜温泉のにおいがする!」
「あたりまえだろ!入ってきたんだからっ」
あたしはあたりまえのツッコミをいれてベッドにダイブする。