100回目の告白
「あれ?俊輔は温泉いかないの?」
「うん。凛が温泉いってる間にもう一回シャワー浴びたし」
「へーそうなんだ」
「そろそろ寝ようか。あしたも早いし」
俊輔はそう言って電気を消した。
あたしはベッドに潜り込む。
「……? そういえば俊輔はどこでねるの?」
「オレはソファー」
俊輔が動く気配がしたあと、ばふっというソファーの音がした。
「え、ダブルベッドだし、ここでねれば?」
「いや、いいよ。はやく寝ろ」
俊輔はおやすみ、といってさっさと眠ってしまった。