100回目の告白



あたしはとうとう追い付けなくなって、叫んだ。



すると、どこからか玲が現れて…



『『じゃあ、どっちが大切?』』





―じゃあ、どっちが大切?―






玲と、俊輔。
俊輔と、玲。






俊輔を選ばなかったら、俊輔もまた、離れていってしまうのだろうか。





また、あたしはひとりぼっちになるの…?



また、大切なひとを失うの…?







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