月のお姫様



湿気と暑さで起きるとなんと6時だった

え――…




ヤバイ、ヤバイとおたおたしながら
くしゃくしゃになった制服を脱ぎ、部屋着を着る



階段を急いで下りて昼食べた物を処理しにかかった


姉貴に人が家に来たなんてバレたら…

絶対に紹介しろってうるさいはずだ

ましてやそれが女の子だなんて、しかも変な格好だったし


と…とにかく証拠隠滅することを最優先だ



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