月のお姫様
君の名前は



とりあえずソファーに寝かしてお昼ご飯を作り始めた

一応チャーハンぐらいは作れる


あの子の分も作った方がいいよな…

どのくらい食べるかわからなかったからいつもより多めに作った


そういえばあの子変な服着てたよな…

着物みたいなんだけどもっときらびやかでゲタとか凄い分厚いし


何より長い漆黒のキラキラ光る髪が印象的だった


何故か竹やぶにいた変な女の子のことを考えていたらたつ時間は早かった



もういい加減起きてるであろう女の子にチャーハンどのくらい食べるか聞きにいった

すると案の定女の子は起きていて一人でなんだかぶつぶつ呟いていた


「ねぇ、チャーハンどのくらい食べる?作ったんだけど」


「食べる!!」

元気よく叫ぶと何だかはしゃぎ始めた


とりあえず少女が食べるであろう分と僕の分をよそって女の子の前にお皿をおいた
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