beside you



「そこ!寝てる奴!!」

先生が指した方を見ると指された男子生徒が起きた。

「君、クラス委員ね。」

満面の笑みで言う担任の先生。


「は?」

男子生徒も理解できてなかった。



でも周りの女子生徒が騒がしくなった。

イケメンだとか…。




遠くて見えなかったけど…。







そして学校は終わり

まだ部活に入ってない悠と帰る。




「あ、鍵忘れた!」

「今日繭おばさんいねぇの?」

「お母さんでかけちゃった…」

「あほー。じゃあ、うちで待ってれば?」

「おじゃまします。」



小さい頃からの仲だからかお互いの家に行くのは日常茶飯事だった。


「あ、凛さん!おじゃましまーす♪」

「お!おかえり。二人とも高校どうだった?」

家に行ってももうお客さんではなく、もう家族のような者。

悠のお姉さん、凛さんもあたしからすればお姉ちゃん。




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