死の使い方Ⅱ-W/z 4 U-
ぱっと目を開けると、そこにはもうオレンジ色の空はなかった。


代わりに、見たコトのある顔が私の目に映る。



「わっ!」



驚いたのは、私じゃなく彼の方だった。


派手な転び方をして、私を笑わせたのだ。




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