死の使い方Ⅱ-W/z 4 U-
しぶしぶ私は、赤い魚に箸をつけ食べてみた。
「あっ」
「なっ!ウマイだろー。県魚」
ナオヒロが、にこやかに言った。
「うん。大丈夫。フツーの魚だ。フツーの魚の味がするね、これ?」
良かった。
ほっと、一安心の私。
そんな私の言葉に、店の中は微妙な空気が流れていた。
呆気に取られる、ナオヒロ。
「そ、そーか…。魚の味か…。まあいい。まあいいさぁー。沢山食べろなぁ、カエデ」
ナオヒロは声を上ずらせながら、海ブドウも私の前に置いた。
「あっ」
「なっ!ウマイだろー。県魚」
ナオヒロが、にこやかに言った。
「うん。大丈夫。フツーの魚だ。フツーの魚の味がするね、これ?」
良かった。
ほっと、一安心の私。
そんな私の言葉に、店の中は微妙な空気が流れていた。
呆気に取られる、ナオヒロ。
「そ、そーか…。魚の味か…。まあいい。まあいいさぁー。沢山食べろなぁ、カエデ」
ナオヒロは声を上ずらせながら、海ブドウも私の前に置いた。