(新) ツン×ツン オカルト同好会〜霊 VS JK除霊師〜
「あのさ、太鼓橋渡る時に、反対側の歩道を走ってる人いただろ?」

私はしばらく考えて、

「うん、いた。」

同意を求めるように、若菜ちゃんを見ながら頷いた。

でも若菜ちゃんは、首を傾げている。

そっか!!
そりゃ、そうだよね。
助手席の後ろの若菜ちゃんからは死角だから。
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