(新) ツン×ツン オカルト同好会〜霊 VS JK除霊師〜
ちょ…ちょっと待って…耳元で…息を…そんな…。

「どうした?」

護君の声に反応できずにいると、頭に何かが当たった。

拾いあげると“3-4”と書かれた札だった…。

『陽ちゃん…もう!!』

私は札を教室の入口にかけると、冷静に護君を見れている自分に少し気落ちしながら声をかけた。

「ここだと目立つから…屋上に行こう。」

「ああ。」

頷いた護君と一緒に私は屋上への階段を上がって行ったの。
まさか…あんな結末が待っているとは思わずに…。
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