小さな小さな何か
目の前には包丁を手に持つ兄の姿
「み~わ~。今からお兄ちゃんがいいこと教えてあげるからなあ」
不気味に笑う兄の目が
私の体をまさぐる
『お…かあ…さん…』
母の事を思った
刃の先が頬に当たる
『や……』
恐怖のあまり声がでない
「その顔…いいなぁ……ひゃはははは、もっと怖がれ!もっと怯えろ、ひゃはははは」
そして兄は
鋭い刃先を壁に向けグサッっと刺した
すると
「お前は、今日死んだ……はははははは…」
そこで気を失った
「み~わ~。今からお兄ちゃんがいいこと教えてあげるからなあ」
不気味に笑う兄の目が
私の体をまさぐる
『お…かあ…さん…』
母の事を思った
刃の先が頬に当たる
『や……』
恐怖のあまり声がでない
「その顔…いいなぁ……ひゃはははは、もっと怖がれ!もっと怯えろ、ひゃはははは」
そして兄は
鋭い刃先を壁に向けグサッっと刺した
すると
「お前は、今日死んだ……はははははは…」
そこで気を失った