君に星の数だけ愛を

私はそのハプニングで目が覚めたのはいいが…その後顔をあげる事が出来なかった。

私の隣に座ってたのが和樹で小さく アホ と呟いた。

「アホじゃないもん!」
やってしまった…。
またもやみんなの視線は私で…。

「どうしたの?宮崎さん。」

委員長が私に問いかけた。

「すいません。なんでもないです!」

顔を真っ赤にしながら和樹君を睨んだ。

「何?」

無表情のまま和樹君は小声で言った。

「何もない!」
「あっそ」

クスクスと笑いながら和樹君は目をそらした。

星野和樹…性格最悪じゃん!この顔だけ男め!
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