僕らの約束
そそくさに奏多がかけよってきて、
「あっこ凄いねぇ!学級委員になるなんて。」
「あんなの押し付けられたようなもんだろ。なんなら奏多がかわりにやるか?w」
「ぼ…僕には無理だってぇ…ぐすっ…」
「冗談だから泣くな。ほら、帰るぞ。」
「うん!」
なんか普通なら逆だよなぁ…。でも私達にはこれが普通だし。もうなれた。
「じゃあまた明日ね。」
「おう。明日な。」
そういう会話をして学園生活初日が幕をとじた。w
[少し気になったのが、飯塚は、学級委員を引き受けるようなキャラだったかどうか。頭がよくて大人しい感じ。でも学級委員をやるようなやつじゃなかった。中学なって変わったのか?]
そんなことを考えながら、私は眠りについた。