僕らの約束


うるさい。

そう思いながら走った。


ゴールした。

結果は一位。

「ふぅ…。」

ため息をついていると、クラスの女子が来た。

「姫宮さんお疲れ様!一位やったぁ!これで優勝貰ったも同然かも!姫宮さんのおかげだよー!」

私はなにも言えなくて、その場から逃げた。








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