君の後悔から





暫く走ると昔懐かしい公園が見えてきた





「はぁ、はぁ、はぁ、」




私は公園の中に入りあの日と同じベンチに座る




私は携帯の時計を見る




「6時半か……。」




約束の時間をとっくに過ぎてる…



何を期待して私はここに来たんだろう波留くんは来るはずないのに




どうしてもっと早く自分の気持ちに素直になれなかったんだろう




気持ちを言う時間ならたくさんあったはずなのに私はまた同じ過ちを繰り返してしまった




色々な後悔が込み上げてきて私は下を向いて泣いていた




「波留くん、私の気持ちはずっとずっと変わらないよ」




私がそう呟いたとき




「はづ、やっときた」




その言葉と同時に後ろから暖かいものに包まれる





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