君の後悔から



ーガラガラーーー


教室に入って自分の席に座ってから教科書を出して机の中にしまっていると

前の席から
「おはよーはづき てか今日は桐谷と一緒じゃないんだね」


といって話しかけてきたのは小学校からの親友
深町絵美里ちゃん


「いやー駐輪場までは一緒に来たんだけど、先輩方に捕まっちゃって…」


「そんで、はづきは逃げてきたというわけね。」


私は そーいうことーと言いながら窓の外を見る


いまだに校舎に入れず女子たちに囲まれている波留くんが目に入る





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