君の後悔から
「波留くーん、きたよー」
と言ったら
「おーちょっとまてー」
とカバンに荷物を詰めていた
しばらくして波留くんが私の方に近づいてきたときに私の髪どめを見て目を見開いた
「波留くんどーしたの?」
「あっいやそれ……」
「あっ!?コレ?小林くんがが昨日くれたんだよ。すっごくかわいーよね」
私は最初 自分で買ったと言おうとしたが 波留くんの彼女をふいに思い出してなぜか見せつけるように波留くんに言ってしまった
「そっか。そりゃよかったな」
波留くんは私に笑ってみたけどなんだか切なそうだったのは何故だろう
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