君の後悔から



「おーい、はづ また考え事?」


波留の声だった


私は目の前に来たのが波留くんだとわかると
急に体が熱くなるのがわかった


「は、波留くん!?びっくりした〜」


「何、お前顔赤くしてんの?熱でもあるんじゃね?」

そういったかと思うと、
波留くんは心配そうな顔をして


私の方にかがんで額に手を当ててきた


「はっ波留くん!?」


< 45 / 101 >

この作品をシェア

pagetop