君の後悔から
学校に着き、
何故だか技能教科の多い楽な金曜日の授業はあっという間に終わり、
放課後になった
HRが終わるとすぐさま
小林くんが私の席にやって来た
小林くんが私と同じクラスであることを忘れていた私は
少しびっくりして小林くんを見た
「はい、これ!」
小林くんが私にかわいくラッピングされた物を差し出した
「小林くん、本当にくれなくてもいいのに…」
私が躊躇っていると
「せっかく買ってきたんだから受けっとってよ」
ね?と小林くんが微笑んでくる
「わざわざ買ってくれてありがとう。」
と私は素直にプレゼントを貰った
そして私が貰ったのを見届けると
小林くんは
「俺、部活あるから!!」
と言って じゃっ と教室から出ていってしまった