君の後悔から




そんな私に波留くんは慌てたのか

私になにか言ってくれている…


でも私は混乱していて
話が耳に入らない



すると急に私は
フワッと暖かいものに包まれた



「っへ?」


「俺の話ぐらい聞けよ。」


「うん。」
と私が頷いて黙っていると

波留くんは言葉を続けた


「なんで泣いてんだよ。今日はお前の誕生日だっていうのに…」


「えっ?」


でも 私は良く頭で考えてみると
たしか 過去の時は波留くんは私にプレゼントをくれなかった…


「波留くん知ってたんだね。プレゼントは無いだろうけど、ウチは今、波留くんが居るだけでいいや」


と少し悲しくなったけど
なんとか波留くんに言えた


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