君の後悔から
「しかも、昨日に限ってお前がどうしても一緒に帰りたいとか言い出すし、昨日はどうしようかと思った」
と私に笑って続けた
「そーだったんだ…。私の勘違いか…」
「ん?なんか言ったか?」
と波留くんが言ってきたので私は慌てて首を振った
暫くしてから
「そーいやさっきからチラチラ鞄から見えてるプレゼント……誰から貰った?」
私は鞄を見てみるとチャックの隙間から小林くんから貰ったプレゼントが見え隠れしていた
「あ!これ?これね小林くんから貰ったんだよ」
すると波留くんは顔を険しくして
「なんで小林に貰ったんだ?お前、小林と接点なかったじゃん」
「いや、昨日の帰りにちょうど小林くんと会って…半ば強引的にプレゼントくれるって言うから…今日、ありがたく頂きました。」