君の後悔から
しかも波留くんに想いを伝えることを決意した私は
波留くんに一刻も早く会いたかったのだが、
母が私が熱があると思い込んだため
車で送っていくと言い張り、
わざわざ迎えに来てくれた波留くんを私がご飯を食べているうちに、勝手に先に行かせてしまったのだ
そんなこんなでさっきまでのことを思い返してみると
「キャーーーーーー」
っとたくさんの女子の悲鳴にも聞こえる歓声が聞こえた
私は思わず廊下に目を向けると
女子に囲まれながらも長身な波留くんのふんわりとした笑顔が見えた
その瞬間、私の心臓は
ドクンっと跳ね上がった